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日本人の生活に古くから深く根付いてきた「藍染」。
「JAPAN BLUE(ジャパンブルー)」として現代でも親しまれている藍染は日本の染色文化の象徴です。
江戸時代には、庶民向けの衣類や雑貨にも浸透していった藍染ですが、
明治時代には合成染料の輸入が増え、伝統的な藍染は徐々に衰退していきました。
現在も昔ながらの技法で生産されている藍は「本藍染」や「天然藍」などとされ、区別されています。
藍特有の奥深い色合いは空気酸化することにより発色していき、染めと水洗いを幾度と繰り返すことで藍本来の色合いが生まれます。
藍からできる色数は豊富で、48種類と言われています。
浅井ローケツの藍染は、すべて熟練した職人の手によって染め上げられます。
化学染料では決して表現できない深みと、自然素材ならではの不均一さが魅力です。
藍染の染料となる『蒅』(すくも)が完成するまでには、約300日を要します。
栽培、葉の摘み取り、乾燥、発酵、そして熟成させたものが染料の『蒅』となります。
これらの工程はすべて藍師による手作業で行われます。
浅井ローケツでは、日本の藍生産の本場である徳島県産の阿波藍のみを使用しています。
徳島の豊かな自然と独特の気候風土が育んだ最高品質の藍は、
化学染料では決して出せない深みと、使い込むほどに増す魅力を持っています。